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児童養護施設支援について
若者の未来を支え、社会の宝を育てる。
高井戸ライオンズクラブの継続的な支援活動

児童養護施設の現状と課題
「日本に約600ヶ所。
あまり知られていない児童養護施設の現状」
一般的にあまり周知されていませんが、児童養護施設の数は全国に約600ヶ所、都内に60ヶ所で、その施設の子供の数は全国で約20,000名、都内で約3,000名います。そのほとんどは、虐待を受 けて保護されている子供達です。年齢は2歳から18歳までの子供たちで、皆で親がいない状態で共同生活を行なっています。



全国約600ヶ所
都内約60ヶ所
児童養護施設の数

全国約20,000名
都内約3,000名
施設で暮らす子どもの数
大学・専門学校の中退率
全国平均8%
27.5%
(NPO法人ブリッジフォースマイル調べ)
中退理由
住居の問題
賃貸契約の際に保証人が見つからず、部屋を借りられないケースが多々あります。
経済的な問題
働きながら生活費を捻出する必要があり、学業との両立が大きな負担となります。
精神的な孤立
施設を出た後、相談できる大人がおらず、孤独を感じてしまう若者も少なくありません。
私たちが向き合うべき課題
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児童養護施設の卒業生は18歳で施設を出て自活しなければなりません。
大学に進学した生徒は国や東京都からの学費支援がありますが、生活費がないのでアルバイトをせざるを得ません。
その結果、大学の単位を落としたり、相談相手がいない状態で最終的に退学してしまうことが現状です。
児童養護施設の環境で自らを鼓舞し、大学進学を勝ち取ったモチベーションの高い若者が退学することは、社会にとって大きな損失です。
前途ある人材を社会に送り出すことは、私たち社会人の使命ではないでしょうか。
「希望に満ちた若者の未来を、社会全体で支える」

18歳で施設退所
高校卒業と同時に、慣れ親しんだ施設を後にし、新たな生活が始まります。
大学進学
未来への希望を胸に、大学や専門学校への進学という大きな目標を選びます。
生活費不足
学費は支援されても、日々の生活費は自己負担。経済的な負担が重くのしかかります。
アルバイトで学業困難
生活費を稼ぐためのアルバイトと学業の両立は想像以上に厳しく、時間が限られます。
中退
孤立や学業不振により、やむなく退学を選択せざるを得ない、という現実が起きています。
東京高井戸ライオンズクラブの支援活動
寄付による生活支援
「『未来を担う子どもたちを支援する』寄付活動」
児童養護施設に暮らす子供たちのために、ささやかな愛の手を差し伸べることが必要だと考え、東京高井戸ライオンズクラブは、児童養護施設の卒業生が生活に困らないよう、生活費を助けるための寄付を行うことに決めました。


未来を描く職場見学会
「『未来を描く仕事に出会う』職場見学会」
児童養護施設の子供たちは、職業や社会の仕組みについて知る機会が限られています。そのため、私たちは「職場見学会」を開催し、様々な職種の仕事に触れることで、社会に出た時の進路選択に役立つ貴重な体験を提供しています。


児童養護施設支援シンポジウム


2022年・2023年に
「児童養護施設支援シンポジウム」を開催いたしました。
児童養護施設に対する認識を深め、多様なニーズを理解するためにも今回中野杉並の児童養護施設の施設長さんと共に
「児童養護施設支援シンポジウム」を開催いたしました。
児童養護施設の卒業生は18歳で施設を出て自活しなければなりません。大学進学した生徒は国と東京都から入学金と学費は全額援助がありますが、生活費がないのでアルバイトをせざるを得ません。
それによって大学の単位を落とし、相談したくても親も親戚も友達もいない状態で結果的に退学することが起きているのが現状です。
児童養護施設の環境で自分を鼓舞して大学進学を勝ち得たモチベーションの高い克己心が強い優秀な若者を退学させることは社会にとって大きな損失と言えます。
前途ある人材を社会に送り出すことはとても意義のある事と言えるのではないでしょうか。
そこで社会人の先輩として手を差し伸べるべきだと考え東京高井戸ライオンズクラブの50周年アクティビティとして児童養護施設に卒業生の生活費の一助になるようにと寄付を行いました。
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